AWS障害をより広い範囲で把握するために

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はじめに

こんにちは、SREチームの金澤です。

弊社はintdashというIoTプラットフォームを展開しています。そのサーバサイドであるintdash Serverはクラウドインフラを用いた構築が多く、その一つがAmazon Web Service(AWS)です。

パブリッククラウドを使用する上で気をつけたい点の一つとして障害の把握が挙げられます。サービス障害の要因確認として役立ち、その内容をもとに今後のプロアクティブな対策を検討する助けにもなります。また大規模の障害の場合はお客様が把握されている可能性も高く、いただいたご質問にスムーズな回答を差し上げる一助にもなります。素早く把握していることに越したことはありません。

そのような体制を目指すべくまずは、

  • 障害情報を一か所に集約する
  • 影響を受けない障害内容についても通知を受ける

上記が必要と定め検討を開始しました。この記事ではAWSサービスの障害通知方法の検討とツールを利用した通知システムの構築についてご紹介します。

  • はじめに
  • 障害情報の把握
  • PHD利用時の課題
  • shd notifierの利用
  • 結果
  • まとめ
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IoT x SaaSスタートアップにおける営業の役割とその魅力

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はじめに

事業開発室の小宮です。
今日は、これまであまり語られる機会の少なかった、当社のビジネスサイドの業務についてご紹介します。

  • はじめに
  • 会社・チーム紹介
    • 会社紹介
    • チーム紹介
  • アカウントマネージャー業務内容
    • 見込み顧客獲得
    • 提案
    • 受注とそれ以降
  • アプトポッドの営業として働くことの魅力
    • お客様の課題解決に自社製品で貢献できる
    • 先進的な業務に関われる
    • 納得感のある会社である
  • おわりに

会社・チーム紹介

会社紹介

アプトポッドは産業用IoTプラットフォーム”intdash”などのご提供を通じて、お客様のプロジェクトの成功をお手伝いさせていただいている会社です。まずは当社について、かいつまんでご紹介させてください。

昨今は様々なIoT製品があります。intdashは、以下の特徴を全て兼ね備えている、という点で、他のサービスと差異があると考えています。

  • モバイル回線(不安定回線)経由でも低遅延なデータ伝送の実現
  • モバイル回線経由でもデータの完全回収の実現
  • 動画、各種センサーなど、プロトコルに依存しない多様なデータの取得
  • 複数種類のセンサーデータの正確な時刻同期
  • 可視化、分析プラットフォームの一体提供

ただ、上記の特徴を全て同時にご要望されるお客様は少なく、ケースバイケースで必要な要素に着目いただいています。

ご活用いただいている業界としては、自動車はじめ各種モビリティが大半、ユースケースとしては、高頻度データの遠隔データ収集、遠隔診断、遠隔制御などとなっております。

お客様のお仕事の性質上、研究開発に深く関わることが多いので、公開できる事例をご用意するハードルが非常に高いのが悩みどころです。実際にはほぼ全てのお客様が一部上場企業であり、日本の未来を支える縁の下の力持ちのような存在だと思っています。

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Alibaba.comで半導体部品を購入してみよう

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はじめに

こんにちは、アプトポッドでハードウェア/OT 製品開発グループ*1のマネージャーをしているおおひらです。

昨今の半導体不足の状況、「部品が買えない」という阿鼻叫喚の声がそこかしこから聞こえておりハードウェア製品に携わるみなさまにおかれましては眠れぬ夜を過ごしていることと思います。

弊社もご多分に漏れず、この4月に量産を開始したNVIDIA Jetsonプラットフォームを採用した組込みコンピューター製品 EDGEPLANT T1 の部品調達に四苦八苦しております。
prtimes.jp

以前の記事(EDGEPLANT T1 リリースまでの軌跡 - aptpod Tech Blog)では設計者視点で商品化の流れを紹介させていただきましたが、今回の記事ではその裏側にある部品調達の現場を知っていただいたうえで、中国のB2B ECサイトのAlibaba.comで半導体部品を購入する新しい試みについてお伝えしたいと思います*2

  • はじめに
  • 半導体不足、実際のところ現場はどうなの?
    • 2020年夏頃
    • 2020年秋~年末
    • 2021年1月
    • 2021年2月
    • 2021年3月
    • 2021年4月以降
  • Alibaba.com とは
    • 購買の事前準備
    • 検索
    • サプライヤとの交渉
      • 問合せ
      • メッセージのやりとり(購入意思決定まで)
      • メッセージのやりとり(購入意思決定のあと)
    • 着荷~検品~レビュー
    • 関税と輸送費の支払い
  • Tipsなど
    • 半導体の品名についている20+や08+ってなに?
    • "Original" って謳っているのはどういうこと?
    • 品質面の不安はないの?
    • 半導体部品の偽物の不安はないの?
    • Invoiceへの価格記載は正しくしよう
    • サプライヤとのやりとりは丁寧に、礼節を大事にしよう
    • 即断即決しよう
    • モバイルアプリを活用しよう
  • おわりに

*1:OT : Operational Technology の略。ハードウェアおよび組込みソフトの製品開発をミッションとするグループ

*2:当然のことながらメーカーの正規代理店を介した購買ではありませんので、保証やサポートは無いことをご承知おきください

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Visual Parts SDK を使ってフリートマップを作ってみた

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こんにちは。Visual M2M Data Visualizer の開発を担当している白金です。

この度、Visual M2M Data Visualizer Ver3.0.0 のアップデートとあわせて 可視化用パーツ「ビジュアルパーツ」を開発するための開発キット(以下「Visual Parts SDK」) をリリースしました。

Visual Parts SDKを使用して可視化用パーツをカスタマイズ開発することで、Visual M2M Data Visualizerに、ユーザー様自身やパートナー企業様の手で新しい可視化方法を追加することが可能になります。

早速、Visual Parts SDKを使ってフリートマップのビジュアルパーツを作ってみたので Visual Parts SDK とあわせて紹介したいと思います。

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作成したフリートマップのビジュアルパーツ

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intdash SDK for Swiftを公開しました

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製品開発グループで主にネイティブアプリケーション開発を担当している上野です。

この度、弊社製品のintdashというデータストリーミングプラットフォームをモバイルアプリケーションで利用することができるSDK、「intdash SDK for Swift」をリリースしました。

このSDKはモバイルアプリのintdash MotionVM2M StreamVideoで利用されているものです。intdash MotionやVM2M Stream Videoは、PCやターミナルデバイスを用意せずとも、お手持ちのスマートフォンやタブレットにて手軽にデータ収集や伝送、可視化を可能とするアプトポッドのプロダクトです。

公開したリポジトリにはいくつかのサンプルアプリケーションを同梱しております。 今回はサンプルアプリを用いながらどんな事が出来るのか解説したいと思います。

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