aptpod Tech Blog

株式会社アプトポッドのテクノロジーブログです

激動の時代2023年のアプトポッドを振り返る:新しい時代に向けた共創へ

Aptpod Advent Calendar 2023 25日目(最終日)の記事です。
CTOの梶田です。

今年もまたまたあっという間(いつも言ってますね💦)でAdvent Calendar もなんとか走りきれそうです。

今年最後の記事として、恒例の年末ネタを取り上げ、2023年を昨年と同様にトピック中心に振り返ります!

それでは、始めましょう。

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intdashでNMEA2000のデータを取得してみる

はじめに

aptpod Advent Calendar 2023 12月22日担当の、Automotive Pro Grの小野寺です。

弊社は CAN 計測を中心にした自動車計測の遠隔化ソリューションを提供している会社です。

自動車へデータ収集用のアプライアンスを搭載し、収集したデータをLTE経由で送信することで、計測した自動車データのクラウドへの自動保存や遠隔地からの監視・可視化を実現します。 自動車計測ソリューションについては当社のWebサイトをご覧ください。

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最近、自動車だけではなく船舶(ヨットやプレジャーボート)等の海洋電子機器の通信として普及している NMEA 2000 への対応をご要望いただくことが増えてきました。

今回は、この NMEA 2000 のデータを、弊社のデータ通信ミドルウェア製品である intdash を使用して、クラウド経由で遠隔可視化してみたいと思います。

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GLSLを使ってWebで3D点群を可視化する

こんにちは。 aptpod Advent Calendar 2023 12月21日を担当するVisual M2Mグループの白金です。

普段は Visual M2M Data Visualizer (以下 Data Visualizer )の製品開発を担当しています。

当製品においてLiDARで計測した3D点群を可視化するための開発をする機会がありました。3D点群には、ひとつひとつの点について、X、Y、Zの位置情報を含みます。また、LiDARで計測する環境によって、1回の描画で数千個以上の点の情報を含む場合があり、可視化アプリケーションではパフォーマンスを意識し、効率よく可視化する処理が要求されます。

また、3D点群の表示の一例として、原点から距離に応じて色が変化する可視化の方法があります。各点ごとに一つ一つ3Dモデルを作成し色を指定する方法でも実現できますが、点の数に比例してCPUの計算コストが肥大化し、パフォーマンスが低下する課題があります。

そこで、上記課題を解決するため、GPUで計算するGLSLを使用して可視化する方法についてサンプルコードも交えてご紹介します。

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MenderとDockerでアプリケーションのOTAを実現した、新しい組込Linuxシステムのご紹介

aptpod Advent Calendar 2023 12月20日の記事です。

intdashグループの野本です。組込Linuxソフトウェア開発を担当しています。

aptpodでは、intdashに接続可能な組込Linuxシステムとして「intdash Terminal System(以降、Terminal System)」を開発しており、このたび大規模アップデートを行いました。Terminal System 2として近々リリース予定していますので、アップデート内容について(少し先取りして)ご紹介したいと思います!

  • はじめに
  • Terminal Systemとは
  • Terminal Systemの開発経緯
  • Terminal Systemの課題
  • Terminal Systemの課題に対する解決策
  • Terminal System 2の紹介
  • Terminal System 2のデモ
    • コンテナを利用したアプリケーション開発
    • Menderを利用したOTA
  • さいごに
  • おまけ
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Rust/eguiで作るデスクトップ業務アプリ

  • はじめに
  • 今回作成するアプリ
  • eguiとは
    • eguiの特徴
  • GUI画面作成
    • egui template の利用
      • アプリ構造体の修正
      • GUIパーツの追加
  • データ送信処理の組み込み
    • Cargo.tomlの編集
    • サービスに接続するためのコード追加
  • GUIアプリの動作確認
    • デスクトップアプリとしての利用
  • まとめ

はじめに

こんにちは、aptpod Advent Calendar 2023 12月19日担当のアプトポッドの組み込みソフトエンジニアの影山です。

弊社ではエッジデバイスで動くソフトウェアにRustを採用して、開発を進めております。 私もアプトポッドに入社してからRustを本格的に勉強していくつかの開発にも携わってきました。

一般的に何かのWebサービスを使おうとした場合、開発時ははCLIで利用できるだけで基本的には事足りますが、とっつきやすさだったり、情報の閲覧性を考えるとGUIがあった方がうれしいケースも多々あるかと思います。

これまでの経験でRustも多少使えるようになったので、今回は、Rust SDKを使って自社サービスに接続してみようと思います。

弊社では、コアのサービスであるintdashに接続するためのクライアントライブラリを、色々な言語で提供 *1しており、その中にRustも含まれています。

RustでGUIを作ることができるライブラリはいくつか提供されています。今回はその中でもeguiというライブラリを利用して、デスクトップアプリを作ってみたいと思います。

*1:Python、TypeScript、Swift、C#、Go、Rust

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