aptpod Advent Calendar 2025 12月 23日の記事です。
お世話になっております。
株式会社アプトポッド メルマガ事務局山口です。
いつもメルマガを読んでくださる方にとっては、おなじみの冒頭ではじめてみました。
普段は営業管理室としてメルマガ配信やオフライン展示会の準備といったマーケティング業務や事業部内の業務フローの改善など、いわゆるセールスオペレーションのような仕事をしています。
そんな私は2022年12月にアプトポッドを退職し、その後2社経由して2025年2月に再入社(出戻り)しました。
本記事では一度退社して戻ってきた経緯や、どうしてアプトポッドに戻ってきたかについてお話しできればと思います。
前回のアプトポッド退職の経緯
2022年当時、アプトポッド社内で営業支援ツールの導入プロジェクトをリードさせてもらう機会がありました。 初めてのプロジェクト主導だったため、当初は進め方すらわからず、まさに手探りの状態からのスタートでした。終始悩みながらの推進でしたが、苦労した分、無事に導入が終わった瞬間の達成感は凄まじいものがあり、大きなやりがいを感じました。
その経験から、次第に「次は、もっと大きな規模のプロジェクトに挑戦してみたい」という意識が強くなりました。
とはいえ、そうそう大きな規模のプロジェクトが社内で発生するわけではなく、今後のキャリアを長い目で考えた時に、一度あえて環境を変えて挑戦することが、今の自分には必要ではないかと考えていた矢先に、友人から声をかけてもらいました。ただ、社内の人間関係はとても良く仕事もやりやすかったので、本当にこの会社を離れていいのかすごく悩みました。それでも、「チャンスがあるなら、今チャレンジしてみよう」と決意して転職に踏み切りました。
徐々に明確化した価値観
退職してすぐに、転職先での大規模な基幹システムのプロジェクトに参加しました。そこでは100人以上のメンバーが常時関わっており、基幹システムの関わる業務範囲や影響力は、ベンチャー企業では決して味わえない事業規模の経験でした。
一方で入って驚いたのはプロジェクト内で使用する業務フローやツールに関するルールの多さでした。
もちろん、これだけ多くの人間が関わるプロジェクトをトラブルなくスケジュール通りに遂行するためには、厳格なルールや統制が必要不可欠であることは十分に理解できましたが、ある程度自分の判断で動くことに慣れていた私にとって、全てが決められた枠組みの中でタスクをこなす業務スタイルより自分の裁量で工夫して仕事をするほうがやりがいや楽しさを感じることに気づかされました。
そこで、より自分の裁量で動ける自由な環境を求めて、アグリテック領域のスタートアップ企業へ転職しました。 アーリーステージだったので、社内の仕組みをゼロからつくる状態でした。
ここでは経理に関わる社内ルール作りやHubSpotを活用した営業フローの仕組みづくりなど会社全体のバックオフィスの体制を作り上げていきました。
自分の裁量で推進していく仕事はとても楽しく、やりがいもありましたし業務量が多いことや、求められるスピードが速い環境自体はすごく自分にあっていました。
しかし、入社してしばらく経った頃、会社の方針が大きく変わり、それまで認められていた裁量ある働き方が難しくなってしまいました。徐々に働くなかで自分のリズムで仕事に向き合えないもどかしさを感じ、いくらやりがいをもって業務に取り組んだとしても、パフォーマンスを最大化するためには柔軟に環境を変えて働くことが自分には必要でした。
復職のきっかけ
そんな働き方の価値観が明確になってきた時期に、かつての同僚と食事に行く機会があり、仕事の相談などを話していると、「それならアプトポッドが一番合ってるし、戻ってみたらいいんじゃないか?」と声をかけてもらいました。
正直なところ、最初はあくまで会話の延長というか、話半分に聞いていました。「一度辞めた身だし、そう簡単に戻れるものではないだろう」と思っていたからです。 しかし、いざ本格的に転職活動を始め、他の様々な会社を調べて比較してみると、業務の裁量や働き方の柔軟性など、あらゆる面でアプトポッドほど自分の価値観やスタイルに合っている会社は他に見つかりませんでした。
そこで、前回アプトポッド在職時に一緒にプロジェクトを進めていた他のメンバーにも相談したところ「今のスキルセットなら、こういう業務をやってほしい」といった今後の仕事のイメージや歓迎の言葉をもらえたことで、前向きな気持ちになり、正式に戻ることを決めました。
戻りやすさの理由
退職後もつながりが続いていたことが、出戻りの心理的なハードルを大きく下げてくれました。 社内で開催されているバドミントンサークルに参加したり(現在もだいたい週1回で開催中)、近所に住むメンバーで集まってご飯を食べたりしてました。今思うと、在籍中よりも仕事以外のコミュニケーションが増えてたかもしれません。笑
そうした場で定期的に仕事の相談もできていたので、会社に戻ること自体への不安はあまりありませんでした。
ただ、私が辞めた後に入社された方も多くいらっしゃったので、そうした新しい方々の目に「出戻り社員」がどう映るのか、受け入れてもらえるかという点だけは少し心配していました。
復職後の業務について
現在は営業管理室で働いていますが、チームとしての大まかな目標はあるものの、そこに向けた「個人の目標」や「やり方」はある程度自由に決めることができます。
「ここが課題だから、こういう施策をやりたい」と手を挙げれば、頭ごなしに否定されることはまずありません。むしろ「それいいね、やってみよう」と背中を押してくれます。 「決められたことをやる窮屈さ」とは正反対で、自分で考えて行動できることに日々やりがいを感じています。
また業務に入ってみると新しい挑戦が4割ありつつ、残り6割は以前と同じ内容というバランスでした。 社内ルールやルーティン業務などは大きく変わっていなかったので、心配していたよりもスムーズに業務に戻ることができました。 入社してすぐに戦力として動けたのは出戻りならではの大きなメリットだと思います。
さらに他の会社で働いたからこそ、以前いた時には気づかなかった業務の課題や改善方法が見えたのも良かったです。 例えば、過去に自分が書いた業務マニュアルを読み返した時に「わかりにくいな」と気づいて修正したり...
一度外に出たことで客観的な視点が養われ、以前よりも良い仕事ができている実感があります。

まとめとメッセージ
最近では「アルムナイ採用」や「カムバック採用」といった言葉も耳にするようになり、一度退職した会社に戻るという選択肢が、世の中的にも少しずつ広がってきたように感じます。
ただ、言葉としては定着してきても、「実際、どんな理由で戻る決断をしたのか?」「戻ってみて、本当のところ働き心地はどうなのか?」といった、当事者のリアルな声を知る機会は、まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。
今回、私が一度外の世界に出て、悩みながら再びアプトポッドを選んだという一連のプロセスをお話しさせていただきました。この「出戻り」に至るまでの葛藤や気づきが、かつての私のようにキャリアに迷っている方や、復職を少しでも考えている方にとって、後悔しない会社選びをするための参考になれば幸いです。
(ちなみに、私の他にもう1名最近出戻りした社員が増えました!)
