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株式会社アプトポッドのテクノロジーブログです

デジタルツインと遠隔操作の機能を強化!Visual M2M Data Visualizerの新機能について紹介します

Visual M2Mグループの白金です。 普段は Visual M2M Data Visualizerの製品開発を担当しています。

先日、intdashの新しいバージョンがリリースされ、 建設、物流、自動車開発のDX化の促進を推進するため、以下のROSデータと連携する新機能がVisual M2M Data Visualizerに追加されました:

  1. デジタルツイン対応の強化による現場環境の見える化と最適化
  2. 遠隔操縦機能とリアルタイム伝送機能の強化

本記事では、新機能の詳細と物理シミュレーターを使用した可視化および遠隔操作の実例とあわせて紹介したいと思います。

物理シミュレーターをVisual M2M Data Visualizerで可視化

  • Visual M2M Data Visualizerとは
  • ROSデータと連携を強化する新機能
    • 3D点群表示機能の追加
    • 遠隔操作機能の追加
    • ROSデータの画像表示機能を追加
  • 物理シミュレーターのデータをリアルタイムで可視化し、遠隔操作する
  • その他の新機能
    • Command Buttonパーツ
    • Edge Switcher
  • おわりに
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ブラウザ操作でエッジデバイスをOTAアップデートできる新機能をリリースしました

intdashグループの野本です。

先日、intdashの新しいバージョンがリリース*1され、ブラウザからインターネット経由でデバイスの設定変更やOTAアップデートができる「Device Management Console」が新しく追加されました。

Device Management Console

この記事では、Device Management Consoleについて簡単にご紹介したいと思います。

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クラウド対応型 USB/CANインターフェイス「EDGEPLANT CAN-USB Interface」のご紹介

はじめに

こんにちは、アプトポッドの岩田です。

今回は、当社のCANバス接続用USBデバイスの「EDGEPLANT CAN-USB Interface」と、それに付属する自動車計測向けクラウドサービスの「intdash Automotive Pro」についてご紹介したいと思います。

  • はじめに
  • EDGEPLANT CAN-USB Interface とは
  • EDGEPLANT CAN-USB Interface の特長
    • デイジーチェーン型のSync線共有機構
    • CANバスへのCANフレームの送出も可能
    • 公開されているファームウェアとデバイスドライバー
  • 本製品を含む自動車計測遠隔化ソリューション "Automotive Pro" とは
  • Automotive Pro の構成
    • 基本構成
    • 拡張性・カスタマイズ性
  • Automotive Pro でのデータ管理・可視化
  • おわりに
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【連載MQTT5解説: 第4回】使用可能な認証方式

はじめに

VPoPの岩田です。本記事は、先日より開始しているMQTT5連載の第4回目になります。

第4回目となる本記事では、MQTTで用いられる認証方式についてご紹介します。 MQTT3.1.1で定義されていた方式について触れた後、MQTT5で追加された方式について解説します。

すでに公開されている連載記事は、末尾のリンクからご覧いただけます。

  • はじめに
  • 当社プロダクトの簡単なご紹介
  • MQTT 3.1.1 から継承している認証方式
    • ユーザー名/パスワードによるBASIC認証
      • 可変ヘッダー内の有効化フラグ
      • ペイロード内の実際のデータ
      • MQTT5で加えられた変更
    • MQTTの下回りでの認証(TLS、WebSocket等の利用)
  • MQTT 5で追加された新しい認証方式
    • CONNECTパケットへの変更点
    • AUTHパケットによる追加情報のやり取り
    • 再認証フローの追加
  • あとがき: 追加された仕様の有効性は?
  • おわりに
  • 連載記事のご紹介
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【連載MQTT5解説: 第3回】MQTTのコントロールパケット

はじめに

VPoPの岩田です。本記事は、先日より開始しているMQTT5連載の第3回目になります。 今回より、そろそろ本格的な解説に移っていきます。

第3回目となる本記事では、まずMQTT5のプロトコル仕様をざっくりと掴むために、コントロールパケットの構造を解説していきます。 MQTTのコントロールパケットの基本的な構造を知っておくことで、MQTT5で追加されたフィールドがどこに追加されたのかが把握しやすくなります。

すでに公開されている連載記事は、末尾のリンクからご覧いただけます。

  • はじめに
  • 当社プロダクトの簡単なご紹介
  • MQTTコントロールパケットの構造
  • Fixed Header | 固定ヘッダー
    • MQTT Control Packet Type
    • Flags
    • Remaining Length
  • Variable Header | 可変ヘッダー
    • Packet Identifier
    • Properties
    • User Properties
    • Reason Code
  • Payload | ペイロード
  • おわりに
  • 連載記事のご紹介
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