aptpod Tech Blog

株式会社アプトポッドのテクノロジーブログです

四足歩行ロボット Unitree Go1 を使った 遠隔操縦デモを展示しました @横浜ロボットワールド2023

はじめに

アプトポッド 開発本部の影山です。

2023年11月8日(水),11月9日(木)にパシフィコ横浜で開催された、横浜ロボットワールド2023に出展しました。 連日、多くの方々にご来場いただき、感謝申し上げます。

www.srobo.jp

弊社ブースの外観

この記事では展示したデモの1つである 四足歩行ロボット Unitree Go1 を使った遠隔操縦デモ について、紹介をしたいと思います。

techshare.co.jp

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Androidでもintdash対応アプリケーション開発が可能に

ネイティブアプリケーション開発を担当している上野です。

前回の記事 で弊社サービスである intdash を用いたデータ伝送がUnityで扱えるようになったとお伝えしましたが今回はAndroidアプリ開発などで利用されている開発言語である Kotlin でも利用可能になりましたのでそのご紹介になります。

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ROSConJP 2023の参加報告と「ROS開発効率化ソリューション」のご紹介

はじめに

アプトポッドVPoPの岩田です。

昨日、浅草の都立産業技術センター台東館にて行われた ROSConJP 2023 にて、シルバースポンサーとしてブース出展をしてまいりました。ブースでは、当社の主力製品であるIoTプラットフォームミドルウェアintdashをROS開発に応用した、ROS開発ワークフローの効率化パッケージについてご紹介しました。

YouTubeのリアルタイム配信をご覧になられた方は見ていただけたかもしれませんが、当社エンジニアの影山により「Open-RMFを応用したクラウドフリート管理システムの構築」の登壇を行ったり、私自身もライトニングトークでお時間をいただき掲題の「ROS開発の効率化パッケージ」についてご紹介したり、情報発信としても有意義な機会とすることができたと思います。

本投稿では、当日の出展ブースの内容や情報発信の内容について、ご報告させていただきます。

当日の弊社ブースの様子

投稿中にも記載しております通り、本カンファレンスにてご紹介した「ROS開発を効率化するクラウドソリューション」は11月ごろのリリースを予定しております。リリースの際には無償のトライアルプログラムも予定しておりますので、ご興味お持ちいただけましたらこちらの登録フォームより是非事前のご登録をお願い致します。 forms.gle

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【連載 ROS Tips】ROS開発におけるDocker活用テクニック

アプトポッド組み込みエンジニアの久保田です。

近年、ロボットやモビリティを動作させるためのプラットフォームとしてROSを採用することが多くなってきています。 通常、ROSは特定のUbuntuバージョンに対応したディストリビューションとしてリリースされていますので、ROSのディストリビューションを変更したい場合は、ホストOSも変更する必要があります。この制約を回避する方法として、Dockerというコンテナ技術を使う方法があります。Dockerを使えば、ホストOSを変更せず様々なROSディストリビューションを動かすことができるようになります。

また、Dockerの利用はホストOSのアップデートが難しいプラットフォームでROSを利用する際にも効果的です。例えば、当社で販売している車載向けエッジコンピュータEDGEPLANT T1はNVIDIA Jetson TX2を搭載していますが、JetsonシリーズはホストOSのアップデートが難しいため、使用可能なROSのディストリビューションを自由に選択することができません。Dockerコンテナを利用することにより様々なROSディストリビューションを動作させることができます。

連載ROS Tips第2回目となる今回は、ROS開発に便利なDockerコンテナの活用テクニックを紹介します。


なお、連載の予定として、以下のようなコンテンツを予定しております。(連載内容は、変更・追加の可能性があります。ご了承ください)


本連載の投稿済みの記事はこちらからご覧いただけます。

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【連載 ROS Tips】そもそもROSとは?

はじめに: ROS Tipsの連載投稿はじめます

アプトポッドVPoPの岩田です。

近年、ロボット技術が急速に進化していますが、その背景にはROS(Robot Operating System)というミドルウェアの存在が大きく影響しています。特に、ROSの新しいバージョンである「ROS 2」がリリースされて以来、ロボット開発の現場でもますます注目度が高まっています。ROSは元々、研究や学術用途で広く使われていましたが、ROS 2の登場によって商用ロボットや組み込みシステムにも容易に適用できるようになりました。この進化により、より多くの企業や研究機関がROSを採用し、ロボット開発が加速しています。


当社では、主力製品である データ伝送・管理ミドルウェア「intdash」 とROSとの連携プロダクトとして、以下のような製品を提供しています。

※ これらはLinuxパッケージとして公開してあり、どなたでも使用いただけます。ただし、利用にはintdashのサーバー環境のご契約が必要です。ご興味のある方は、 問い合わせフォーム よりお問い合わせください。


当社では、 ROSと「intdash」を組み合わせたロボットの遠隔化 など、これらの製品を活用したロボットシステムの開発依頼も承っております。こういった製品開発や個別システム開発を繰り返していくなかで、ROSを用いた開発に関するノウハウも徐々に蓄積してきています。

本連載では、当社がこれまで蓄積してきたTipsやノウハウを、複数回に渡って連載形式でご紹介していきます。連載第1回目は、最も基本的なところから「そもそもROSとは何なのか」についてご紹介します。


なお、連載の予定として、以下のようなコンテンツを予定しております。(連載内容は、変更・追加の可能性があります。ご了承ください)


本連載の投稿済みの記事はこちらからご覧いただけます。

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