aptpod Tech Blog

株式会社アプトポッドのテクノロジーブログです

激動過ぎた2020年を振り返る

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Aptpod Advent Calendar 2020 25日目=最終日の記事です。
CTOの梶田です。

今年はなんとか走りきった形で Advent Calendar最終日を迎えられました。

よかった、よかった!

昨年に引き続き、Techブログを使ってAdvent Calendarに挑戦し、今年は健全に(!?)基本的に土日を抜いて毎日投稿できました。 昨年よりさらにバラエティに富んだ形になったかなと思っています。 (みんな忙しい中、頑張った!💪)

というわけで。。

早いもので2020年も終わろうとしています。 何を書こうかなーと思いつつ、時間が経ってしまったので結局昨年と同じ話題で2020年を振り返ろうと思います。

まぁ、年末ネタとしてはよいでしょう😅

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intdashを活用したシステム開発

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こんにちは。ソリューションアーキテクトの尾澤です。

唐突ですが、いつも自分が呼吸している空気の二酸化炭素濃度を意識していますか?

温室効果ガス世界資料センターによると、2019年の世界の平均二酸化炭素濃度は410.5ppmだそうです(出典)。また、厚生労働省が定める建築物環境衛生管理基準では、室内の二酸化炭素濃度の基準を1000ppm以下としており、それを超えると倦怠感、頭痛、耳鳴り、息苦しさ等の症状がでてきて、視覚による疲労の度合いを測るフリッカー値も著しく低下すると言われています(出典)。

今年に入って多くの人がリモートワークや外出自粛などの影響を受けて室内で過ごす時間が増えています。気づかないうちにベストなパフォーマンスを出せない状態に陥っている可能性はないでしょうか?

aptpod Advent Calendar 2020 24日目の今回は、intdashを活用したシステム開発のイメージを掴んでいただくため、室内の二酸化炭素濃度に応じて換気を促す簡単な仕組みを作ってみようと思います。

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Material UIをベースにしたデザインルール策定のレシピ

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aptpod Advent Calendar 2020の23日目を担当しますフロントエンドエンジニアの蔵下です。

弊社Advent Calendarも今年で3年目になりました。立ち上げ当初は参加メンバーも少なく、一人で4記事書くというなかなか体力気力が必要でしたが、昨年から参加メンバーも増え、文化として根付いてきたんだなとほっこりしている今日このごろです。

私事としては、今年はフロントエンドに関する社内ルールをいろいろ考えた年でした。実際に運用に乗ったものから、残念ながらうまくいかなかったことまでさまざまです。その試行錯誤の中から、Material UIをベースに策定したデザインルールが実際の開発で運用できるレベルまで整備できたので紹介します。

  • なぜMaterial UIを採用したのか
  • Material UIをベースとしたデザインルール
    • Color
    • Font
    • Spacing
    • Icon
    • Input
  • まとめ
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ここから始まるお手軽地形計測 iPhoneへLiDARスキャナ搭載【ARKit】

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aptpod Advent Calendar 2020 22日目の記事です。担当は製品開発グループの上野と申します。一昨年昨年と引き続きとなりまして今年もiOSの記事を書かせていただきます。

  • はじめに
  • LiDARとは
  • LiDARスキャナが搭載される前との精度の違い
  • LiDARスキャナのデータに触れてみる
  • LiDARスキャナ使って点群を検出してみた
  • LiDARスキャナによる地形計測の為に
  • 算出した点群データを伝送する
  • 取得した画像データを伝送する
  • 最適化されたメッシュデータを伝送する
  • 最適化されたメッシュデータの取得方法
  • さいごに

はじめに

皆さんはつい先日発売されたばかりのiPhone 12は購入されましたか? 私個人としてはiPhone12 miniを購入したのですがiPhone SEの第1世代を彷彿とさせる角ばったデザインと小ささが良いですね、指紋認証が無いのが痛い所ですが...

それはさておき、その中で発売されたiPhone 12 ProシリーズにはLiDARスキャナと呼ばれる物が搭載されました。 今回はそちらについて検証を行い分かったこと、視えてきたことについてお話ししたいと思います。

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非接触CANセンサーで車両の制御信号を可視化してみた

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はじめに

こんにちは、aptpod Advent Calendar 2020 の21日目を担当するハードウェアグループのおおひらです。

もう今年の稼働日もあと数日になりましたね。 例年、年末年始のお休みにむけて帰省や旅行を計画される時期と思いますが、今年はコロナウイルスの感染拡大もあって自宅でお過ごしになる方も多いと思います。本文に入る前のアイスブレイクとしてNetflixの最近のお勧めをひとつご紹介します。

www.netflix.com

『スタートアップ×少女漫画』とでも言えばいいのか(いや、どちらかというと優先度的に並びが逆で『少女漫画×スタートアップ』か…?)、私は韓国ドラマを観るのは初めてなんですが、コテコテな人情・恋愛要素を入れながらもスタートアップ/ベンチャーでよく聞く話がひとしきり押さえられていて面白いです。男性諸氏におかれましては夜中にお酒を飲みながらひとりで観ることをお勧めします(既婚の身で妻と一緒に観るのはすごく恥ずかしいぞ😇)


閑話休題。


さて、本記事では日置電機株式会社様の製品である【非接触CANセンサー SP7001】を、弊社の自動車計測のためのパッケージソリューション Automotive Proと組合わせて評価した結果を紹介させていただきます。なお本記事はハードウェアグループおよびソリューションアーキテクトの複数メンバー*1のコラボレーション記事です。

  • はじめに
  • 非接触CANセンサーの説明
  • 検証車両への機器設置
    • Automotive Proの紹介
    • 計測システムへの非接触CANセンサーの追加
  • 計測データの可視化
    • Visual M2M Data Visualizer
    • CSVダウンロード
  • おわりに

*1:Macさん、加藤さん、富田さん、ご協力ありがとうございました

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